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超マシニングセンタで砥石を使用、長寿命なのでランニングコストを大幅削減。
従来、コンロッドの合わせ面をマシニングセンタで研削する場合、電着ツールで加工していました。電着ツールは砥粒を台金の表面に電気メッキで1層のみ固定したもので、使い代が少なく寿命が短いのが難点でした。その為ツール交換が多く、ランニングコストや稼働効率、大量の在庫管理が大きな問題点でした。
砥石は電着ツールに比べ、砥粒層が多層構造で使い代が約12倍もあります。つまり、それだけ長時間の使用が可能で、交換頻度が低いのが特長です。その結果、稼働率も向上し、大幅なランニングコストの削減を実現します。
砥石は電着ツールに比べ72倍の長寿命で、ランニングコストは90%減、さらに今まで必要だった大量の在庫が不要になりました。